がん家族と私。

がんと闘いながら、人に生る

シビレてるから・・・ごめん

手と足は、痺れている。

最初の化学療法の副作用でした。いずれ治ると言われてましたが、

セカンドオピニオンの神の手がいる病院で、はっきりと「しびれは治りませんよ」と言われ、診たての違いというべきか、先生の患者に向き合い方の違いか、事実を知った。

 

指先が思うように動いてないので、お箸の使い方も上手くいかないから、少し食べ方が汚い。感覚が鈍い分、モノを落としたりして壊すことも多くなって、

歯がゆい本人を前に、そんな時は、片づけは私がした方が手早くできるので、片づけようとする本人を追い立てるようになる。

危なかったり汚れたりしている所をすぐに片づけたい気持ち抑えながら、違う部屋へ移動してもらう

そんなときも辛い。本人も辛いでしょ。私も私自身の対応に辛くなる。

 

今日もコップが割れた。

片づけ終わった私に「ごめん」と謝る。

悪いのは、病気、貴方ではない。

謝らせてしまう私の態度を謝るべきである。「ごめん」